酒は飲んでも飲まれるな。

Skype 2.8 for Mac(beta) の ChatStyle にユーザーアイコンを表示

SKype 2.8 for Mac(beta) のデフォルトのChatStyleを改造してユーザーアイコンを表示してみた。 1対1 の対話なら、誰の発言かすぐにわかるけれども、グループチャット等の多人数チャットだとぱっと見で誰の発言かわかりにくい時がある。それを解決するためにユーザーアイコンを表示させるようにした。 skype の chatstyle は html, css, js で作成されている。今回変更したのは html と css のみ。html と css がわかれば誰にでもできそうな改造。 ■ChatStyle の適用方法 # 以下、自己責任でお願いします。ちゃんとバックアップを取ってからやってください。 まず、以下のリンクからzipファイルをダウンロード & 解凍。 http://www.nal.ie.u-ryukyu.ac.jp/~yosshi/tmp/skype_chatstyle.zip 解凍すると、以下のファイルが出てくるはず。 Skype Modern Icon.SkypeChatStyle # デフォルトのファイル名は"Skype Modern.SkypeChatStyle " これを、Skype.app の中または設定ファイル等があるディレクトリに設置する。 ◆一番簡単な方法。 Skype Modern Icon.SkypeChatStyle をダブルクリック。 Skype が自動でインストールしてくれる。 ~/Library/Application Support/Skype/ChatStyles にファイルが自動で設置されます。 あとは、環境設定を Skype Modern Icon に変更してチャット画面を確認。 ◆Skype.app に直接埋め込む方法 Terminal.app での方法。 % cp -r Skype\ Modern\ Icon.SkypeChatStyle /Applications/Skype.app/Contents/Resources/ChatStyles Finder.app では "アプリケーション" の中の Skype.app のアイコンを右クリック。 "パッケージの内容を表示" を選択。 あとは、ターミナルと同じようにディレクトリをたどって、ChatStyles の中に設置。 これで完了です。あとは Skype を再起動してチャット画面を確認してください。 名前を変更して設置した場合は、Skypeの環境設定 -> チャット -> 形式 から変更してください。 以上。

Terminal.app が起動しなくなって焦った。

こんな表示が出て、Terminal.app が起動しなくなった。 ターミナルが起動しないと仕事にならんぞ....。原因は、昨日 macports で zsh-devel をインストールし、それをデフォルトシェルにしたことしか考えられない。 設定した直後は動作していたが、ログアウト/ログインをしてから起動しなくなった。 X11の Terminal からは起動できることを確認。 とりあえず、エラー文「このアプリケーションの実行が認証されていません。」でぐぐってみた結果、数少ない情報を探せた。 http://wiki.hadai.net/?MacOSXTips ここに答えが！ どうやら、 /etc/shells という設定ファイルがあって、そこに macports の zsh のPATHを書き加えれば良いらしい。 # List of acceptable shells for chpass(1). # Ftpd will not allow users to connect who are not using # one of these shells. /bin/bash /bin/csh /bin/ksh /bin/sh /bin/tcsh /bin/zsh /opt/local/bin/zsh X11のTerminalから書き換えた結果、Terminal.app を無事起動できました。 ふぅ、焦った。

Mac OSX 10.5 のメニューバーを灰色にしたよ。

通常、Mac OSX 10.5 のメニューバーは透過になっていて、壁紙の色に合うようになっているんだけど、これを灰色にしたらいつもと違う感じでかっこ良くなった。 Terminal.app を開いて、以下のコマンドを打ち込んでパスワードを入力。 sudo defaults write /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.WindowServer 'EnvironmentVariables' -dict 'CI_NO_BACKGROUND_IMAGE' 0 そのあと、再起動。 これで、次に起動した時からメニューバーが灰色に。他にも、白にもできるみたい。 元に戻す時は同じ手順で以下のコマンドを入力。 sudo defaults delete /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.WindowServer 'EnvironmentVariables' [参考資料] 通常変更できないちょっとした設定をターミナルから変更する50のTips｜Macの手書き説明書 http://veadardiary.blog29.fc2.com/blog-entry-1857.html

" Too many open files " って怒られた。

Rails 1.2.3(古い) を使っていて以下のエラーメッセージがでてプログラムが動かなくなって困った。 Tue Sep 16 20:18:22 +0900 2008: Error calling Dispatcher.dispatch #>Errno::EMFILE: Too many open files - /var/folders/3z/ 3zpJeN3yHsCeMKAUi7qYhE+++TI/-Tmp-/CGI.246.251< 一時ファイルが多すぎて、「ファイル開き過ぎだぜコラー」って怒られているらしい。 Linux で動かしている時は大丈夫で、ローカル開発環境なMacで動かしていいるときに怒られる現象。 ulimit コマンドを使っていろいろ設定を大きくしてみるも変わらずエラーを吐く。 % ulimit -a いろいろググってみたら次の情報に行き着いた。 The Joyent Community Index » Accelerators (not Shared, not Facebook) » Errno::EMFILE (Too many open files) environment.rb に Process.setrlimit(Process::RLIMIT_NOFILE, 4096, 65536) を書き足せばうまく行くらしい。 実際に書き足して、サーバを再起動するとエラーを出さずに動かすことができた。 このコードはプロセスがオープンできるファイルの数を増やすコードらしい。 Ruby 1.8.5 からの機能。 詳しくはここ

role_requirement の設定方法

Ruby on Rails にて acts_as_authenticatedとrole_requirement に関してはいろいろ資料が出てきていたのですが、これの設定等が具体的になかったのでここにメモを残しておこうと思う。 controller ごとに権限を設定してアクセス制御を行うんですが、その設定で引っかかったのでその解決法というか考え方。 上の資料の通りに userモデル と roleモデル等を作成。 app/models/user.rb に def has_role?(role_in_question) @_list ||= self.roles.collect(&:name) return true if @_list.include?('admin') (@_list.include?(role_in_question.to_s) ) end と記述されいるため def has_role?(role_in_question) @_list ||= self.roles.collect(&:name) return true if @_list.include?(role_in_question.to_s) # (@_list.include?(role_in_question.to_s) ) end と書き直す。前のままだと、 admin ロールのみアクセスを許可される。 これを他のロールにも権限を与えたいので、 role_in_question.to_s に書き換え。 {RAILSROOT}/lib/role_requirement_system.rb の中身を見てみると、各コントローラに require_role を記述しての使用法が書かれています。 # Add this to the top of your controller to require a role in order to access it. # Example Usage: # # require_role "contractor" # require_role "admin", :only => :destroy # don't allow contractors to destroy # require_role "admin", :only => :update, :unless => "current_user.authorized_for_listing?(params[:id]) " # # Valid options # # * :only - Only require the role for the given actions # * :except - Require the role for everything but # * :if - a Proc or a string to evaluate. If it evaluates to true, the role is required. # * :unless - The inverse of :if # オプションの説明等が書かれていますが、他にもオプション(for 等)があることがコード内をみてわかる。 使用例として、例えば contentadmin_controller.rb の各アクションに対して権限をわけて設定する方法を書いてみる。 このコントローラは

• show
• list
• new
• create
• edit
• update
• delete
• onair
• not_onair

の9つのアクションがあるとする。また、ロールは"管理者:admin","閲覧者:public","編集者:editer","決裁者:publisher"の3つに設定する。

• 管理者は全てのアクション
• 閲覧者は list,show
• 編集者は show,list,new,create,edit,update,destroy
• 決裁者は show,list,edit,update,onair,not_onair

という権限分けを1つのコントローラ内でしたい場合以下のようにコードを書く。 class ContentadminController [:list,:show] require_role ["admin","editer","publisher"], :for => [:edit, :update] require_role ["admin","editer"], :for => [:new,:create,:delete] require_role ["admin","publisher"], :for => [:onair,:no_onair] .... こんな風に記述していきます。 考え方のこつとして、アクションに対してロールを設定すると考えた方が良い。 後に書いたコードが前のコードを上書きしてしまうためそこは注意が必要。

世界のナベアツ問題 フィボナッチ数列編

フィボナッチ数列で世界のナベアツ問題でやるように改良してみた。 桁が多くなりすぎると聞き取れなくなるので注意。 プログラム[nabeatsu_fibo.rb]

$KCODE='u'
# 世界のナベアツ問題(English) フィボナッチ数列バージョン
# もう、長過ぎ。
# これをやるナベアツをみてみたい。
def fibonacci(limit)
  fivoArray = [1,1]
  for h in 2..limit.to_i
    fivoArray[h] =  fivoArray[h-1] + fivoArray[h-2]
  end
  return fivoArray
end
def nabe(num)
  if num % 3 == 0
    return true
  end
  if num.to_s.match('3')
    return true
  else
    return false
  end
end
puts "-- 世界のナベアツ(English) --"
fibonacci(ARGV[0]).each do |i|
  if nabe(i)
    puts "#{i} なべ"
    system("say -v Cellos #{i}")
  else
    puts "#{i}"
    system("say -v Fred #{i}")
  end
end
puts "-- おしまい --"

実行方法 ruby nabeatsu_fibo.rb 100 この時の 100 は フィボナッチ数列を 100番目まで生成するとうことです。 次は「素数判定でアホになる」でも作ってみるかな。

世界のナベアツ問題 簡略編

世界のナベアツ問題を Ruby で書いて、さらに Mac にしゃべらせてみた。 nabeatsu.rb

$KCODE='u'
def nabe(num)
  if num % 3 == 0
    return true
  end
  if num.to_s.match('3')
    return true
  else
    return false
  end
end
endnum = ARGV[0]
for i in 1..endnum.to_i
  if nabe(i)
    puts "#{i} なべ"
    system("say -v Cellos #{i}")
  else
    puts "#{i}"
    system("say -v Fred #{i}")
  end
end

実行方法 ruby nabeatsu.rb 100 これで、Mac(say コマンド) が "3"の倍数と"3"のつく数字をアホになって喋ってくれます。 プログラム自体は、数字を文字列に変換して match して数学的に解いていません。実装が簡単な方を選びました。

iCal で作成したカレンダーをApacheで公開する場合に注意すること。

2007年の後半ぐらいから、iCalで作成してカレンダーを Google Calendar でみると文字化けするようになった。 ローカルに ics ファイルを作成して、これをインポートすると文字化けは起こらない。 Google Calendar にて、URL から追加すると文字化けが発生する。 いろいろググルと、iCal の ics ファイルが UTF-8 なのに、Apache 側のデフォルトの文字コードが Shitf_JIS なのでファイルの文字コードを間違ってGoogle側に通知しているらしいです。 なので、ics ファイルのあるディレクトリで .htaccess ファイルを設置して文字コードをちゃんと指定してあげます。 その前に、ちゃんと httpd.conf で .htaccess を使えるようにやっといてね。 AddType text/calendar;charset=utf-8 .ics と書くだけです。 あとは、Google のクローラーが回ってくるのを待つだけかな。さてちゃんと動くのか？ 参考:http://blog.kansai.com/tokiori/1204 追記----------------- ちゃんと、出来ていました。

Many Many Windows

ある日のスクリーンショット AppleScriptを使用してFinder の WIndow を 800個生成。

オブジェクト指向の変数はオブジェクトへの参照だ。

Ruby でプログラミングをしていてハマったので書いておく。 例えば、下のコードで説明する。 hoge という、変数に配列をいれて、それをhoge2に代入する。 hoge2 の先頭から配列要素を取り出して行くとき、同時に hoge の配列要素まで減ってしまう。 コード hoge = [0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10] hoge2 = hoge 　 puts "--- Start ---" hoge.each do |h| puts "---------" puts "hoge2 shift: #{hoge2.shift}" puts "Array hoge : #{hoge.join(',')}" puts "Array hoge2: #{hoge2.join(',')}" end puts "--- End ---" 実行結果 --- Start --- --------- hoge2 shift: 0 Array hoge : 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 --------- hoge2 shift: 1 Array hoge : 2,3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 2,3,4,5,6,7,8,9,10 --------- hoge2 shift: 2 Array hoge : 3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 3,4,5,6,7,8,9,10 --------- hoge2 shift: 3 Array hoge : 4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 4,5,6,7,8,9,10 --------- hoge2 shift: 4 Array hoge : 5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 5,6,7,8,9,10 --------- hoge2 shift: 5 Array hoge : 6,7,8,9,10 Array hoge2: 6,7,8,9,10 --- End --- なぜ、このようなことが起きるのか。 これは、hoge と hoge2 が同じオブジェクトを参照しているからである。hoge, hoge2 それぞれが違う変数を格納しているわけではないのである。それぞれの変数はメモリ上のあるオブジェクトを参照している。この場合、どちらも同じオブジェクトを参照しているので、hoge2 を shift するとその先のオブジェクトがshiftされ、その結果hogeまでもshiftされた結果となり想定していた動きにならなくなる。 これを回避するにはどうするのか。 Marshalを使用します。これは、Ruby オブジェクトをファイル(または文字列)に書き出したり、読み戻したりする機能を提供するモジュールらしいです。一度、文字列にして、それを load し直す事で新しいオブジェクトを参照することができます。 Marshal.load(Marshal.dump(変数名)) 実際に書き換えてみる。 hoge = [0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10] hoge2 = Marshal.load(Marshal.dump(hoge)) 　 puts "--- Start ---" hoge.each do |h| puts "---------" puts "hoge2 shift: #{hoge2.shift}" puts "Array hoge : #{hoge.join(',')}" puts "Array hoge2: #{hoge2.join(',')}" end puts "--- End ---" 実行結果 --- Start --- --------- hoge2 shift: 0 Array hoge : 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 --------- hoge2 shift: 1 Array hoge : 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 2,3,4,5,6,7,8,9,10 --------- hoge2 shift: 2 Array hoge : 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 3,4,5,6,7,8,9,10 --------- hoge2 shift: 3 Array hoge : 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 4,5,6,7,8,9,10 --------- hoge2 shift: 4 Array hoge : 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 5,6,7,8,9,10 --------- hoge2 shift: 5 Array hoge : 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 6,7,8,9,10 --------- hoge2 shift: 6 Array hoge : 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 7,8,9,10 --------- hoge2 shift: 7 Array hoge : 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 8,9,10 --------- hoge2 shift: 8 Array hoge : 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 9,10 --------- hoge2 shift: 9 Array hoge : 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: 10 --------- hoge2 shift: 10 Array hoge : 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 Array hoge2: --- End --- この通り、hoge の値は変更されていません。 これを deep copy って言うらしいです。 その反対は sallow copy